富士山有難う、そして矢作直樹さん、有難う。

8月26,27日で人生初の登山、富士山に登ってきました。

写真は、まさしく富士山のてっぺん、日本の一番高い場所、剣ヶ峰に向かおうとする前の1枚です。

美しい女神のドレスのような雲がふわりふわりと誘ってくれていました。

まぁ、登山の様子は色々あって書いていると切りがないほどなので、とりあえず、心から歓迎され、挑戦して良かった!

一言でいえば、「感動した!!」です(笑)

自然の偉大さ、地球の美しさ、生きていることへの感謝。その3つを感じてこれたことで、もう十分伝わるかと思います。

生きていることへの感謝を感じるきっかけ、体験は本当に人それぞれですから、皆様の人生でそういった感謝の思いが1回でも多くあることを切に願います。

ところで、昨日今日で以前から読んでみたかった数冊の本に感銘を受けました。

そのうちの1冊が、東京大学大学院医学系研究科・救急医学分野教授他に従事されている、

矢作直樹さんの、「人は死なない」という本です。

日経新聞で知った矢作さんの存在でしたが、何冊もの著書がある中、やはり最初はこれかな・・と思い、一気に読ませて頂きました。

現在の医療現場でのお話、ご自分の幼少時の体験、ご両親の死、携わった患者さんの臨死体験のエピソード、ご自分の登山での滑落体験、日本と宗教、キリスト教他宗教的歴史、真理、摂理感、霊魂と肉体についての見解、スピリチュアリズムの歴史、生きることとは・・簡潔に解りやすく、謙虚であって、多角的に様々な意見の数々・・

東大大学院!というだけでも、そりゃもうひいちゃいますが(^^;)でも、とても親近感湧くお人柄を感じました。

私は、スピリチュアリズムを学ぶものとして、また、肉親の死や、自分の疾患を体験したものとしても、

医師としての矢作さんの立場で、このような内容の著書を出されたことが正直に嬉しく、感謝しました。

非常に左脳右脳双方を揺さぶりつつも、この世に見えないものの存在と科学的に検証され認知された存在との調和が不可欠であること、そして、そういった人類の大いなる叡智を真摯に学び受け取ることで得られる、「生きること、死んでいくこと」の崇高さ、大切さを感じさせてくれます。

近代スピリチュアリズムの流れについての見解で、

「・・自然科学の一領域である医療に従事する私としては、霊魂の研究に没頭した近現代の科学者たちの不思議な事象に対する科学的な好奇心や解明しようとする情熱、また強固な宗教的感性を理解できるし、敬意や共感も覚えます。

ただ、私はこうした霊的現象を科学的に証明する必要があるのか、とも思うのです。

本書で何度も繰り返し述べてきたことですが、そもそも摂理や霊魂の概念は、自然科学の領域とは次元を異にする領域の概念であり、その科学的証明をする必要はないのではないでしょうか。

要は、霊的現象それ自体に意味があるのではなく、そうした現象の見聞や体験を通して受ける啓示、あるいは導き出される理念、真理こそが本質であると私は考えています。」第五章 霊性 から抜粋

(近代スピリチュアリズムの発展、流れがあった背景には宗教的感性が当然あることは認め、しかし宗教とは異にする研究であったことも当然書かれています)

スピリチュアリズムの学びを続けていくことは、私にとって、「死ぬこと」と「生きること」の繋がりの認識であり、受容であり、安らかな境地へと生きながら導いてくれる糧です。

この本を読んで、あぁ、そうなんだよな・・とまたまたいつもの場所に落ち着くのでした。


もちろん、矢作さんの著書に対して、様々な意見もあるでしょうが、いつお世話になるやもしれない救急医療の現場を知る上でも良書だと思います。


私にとって、富士登山は、生きていることへの感謝と私を支えてくれる人たちへの感謝を、ただただ素直に感じ取れた体験でした。

最後に、この本にも書かれていたフレーズ

「あるがままに生きる」

今在る肉体・魂セットの人生。

そこに起こる目の前にある事柄にコツコツ向きあい感謝して生き抜く力があればそれでいいのだ、と思うのでした。。

富士山、矢作さん、有難う。